消費者金融比較のコツ

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景気回復にサラ金規制緩和は有効か

企業の設備投資が冷え込んでいる現在、個人消費拡大への期待が高まっておりその一環としてサラ金の規制緩和により借り入れ金を増やし、個人の資金回転を活発にさせる効果を狙っています。日本の個人預金が異常に拡大している現在、個人消費の拡大策は間違っているとは言えませんが、サラ金を利用する階層の人にこの狙いが当てはまるかどうかは、疑問の余地が残ります。一時的には回転資金が多くなり、個人消費拡大に貢献すると思えます。しかし、一方では返済に窮する利用者も多くなり、長期的に見ると必ずしも的確な景気浮揚策とは言えない気がします。


<緩和策が実現した時の利用者の心構え>

返済能力が十分ある人にとっては、サラ金規制緩和により借り入れ金額が多くなり、必要に応じて資金調達が可能になるので消費拡大に抗けすることは間違いありません。しかし、返済能力が脆弱な人は自制心を働かせて、自分の収入能力に見合った借り入れを行う心構えが無いと、サラ金に対する負債が膨らみ、その延長は個人破産につながってしまいます。マクロでみた景気対策とミクロ的に見た個人の懐事情は異なる事を十分認識しておく必要があります。緩和策により借り入れ許容金額が増えても、自分の収入が増える事にはつながらないことを理解し置くことが肝要です。